第9回 鳥害対策商品について(ワイヤー型編)

  • 鳥害対策商品

第9回はワイヤー型鳥害対策商品についてです。

鳥害対策商品の中でワイヤー型の特徴として最初に挙げられるのが、「ワイヤー型ゆえの目立ちにくさ」だと思います。
目立ちにくいワイヤー型は建築物に溶け込むように設置が可能というメリットがありますが、剣山型と比べて鳩よけ効果はやや劣るというデメリットがあります。

ワイヤー型は、

①適切な設置場所

②適切な施工

をする事により、鳩よけ対策として高いコストパフォーマンスを発揮します。

また、剣山型と非常に相性が良く、上手く組み合わせることで鳩よけの効果を高めることが出来ます。
そういった部分を含め今回はこのワイヤー型鳥害対策商品について述べていきたいと思います。

①「適切な設置場所」=「奥行きのない場所」

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ワイヤー型は細く視認しにくいステンレスワイヤーを横方向に張って設置し、正面や斜め上方向からの着地、侵入を防止するものです。
(弊社ハトワイヤーはハトが嫌がる頭部と胸部の高さにワイヤーを2段張りすることで更に忌避性能を高めています)
設置に適した場所としては、H形鋼、手摺や細いパイプ等になり、ダイレクトに上から侵入される奥行きのある広い場所には適しません

もし奥行きのある現場に設置したい場合はどうすればよいのでしょうか?
弊社商品で説明しますと、上からの着地を防ぐために奥の方に剣山型のバードレスマットを設置し、人目につく最前列部分にハトワイヤーを設置するなどの工夫をすることで、目立ちにくさと忌避性能を両立させる事が可能です。

②「適切な施工」

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適切な施工は豊富な取り付けアタッチメントで可能になると言っても過言ではありません。どんなに優れた商品でも適切に取り付けることが出来なければ商品の実力を発揮できないからです。
ハトワイヤーは幾種かの取り付けアタッチメントを用意してますので、パイプ状の場所や鉄骨、振動の強い場所など様々な現場に対応可能となっています。

次に、ボンドを用いた設置について説明したいと思います。
時折お客様から「ボンドで設置したいが可能か?」とお問合せを頂くことがあります。
ワイヤー型商品はその特性上、常に横方向に引っ張りの力が働いています。前回鳥ウォッチの剣山型の説明で書きましたが、屋外の環境は非常に過酷です。
そのような環境の中、ビス等の物理的な止め方をしないボンド止めでは簡単に外れてしまう事から、弊社では「ボンド止めは不完全な取り付け方法」としています。
ですので、弊社ではボンド対応のアタッチメントは用意していません。

以上、ワイヤー型の特徴を書いてみましたが如何だったでしょうか。
弊社ハトワイヤーを例に考えてみますと取り付けアタッチメントの拡充に合わせて取り付けられる場所が飛躍的に増えてきたように思われます。
また、剣山型と上手く組み合わせることにより従来では対策方法が無かった場所にも取り付け可能となった例も出てきました。
例えば、倉庫屋根裏は従来では防鳥ネットによる対策しか無かったのですが、その場合、倉庫内で作業しているフォークリフト等がネットを引っ掛け破いてしまったり、見栄えなどの問題がありました。
  こういった現場でも現在では、充実した取り付けアタッチメントにより、ハトワイヤーやバードレスマットでカバー出来るようなっていますので参考にして頂ければと思います。