工務店・施工業者の方現場の確認が必要な理由

バードブロッカーの施工にあたっては、現場の状況に合わせて適切な部材を選定し割付を行います。そのため、事前にできる限り現場の確認を行う必要があります。現場の情報が詳細であるほど、よりコストダウンに向けてのご提案が可能です

現場サポートサービスをご活用いただくことで事前に施工イメージを持っていただくことができ、(限られた時間の中でも)安心・スムーズ・確実な工事が可能となりますので、是非ご活用ください。

パネルレイアウト

同じパネルの枚数でも、レイアウトの違い(四角形に配置されているのか、台形や階段状に配置されているのか)やパネルが縦置きか横置きかによって必要な部材の数量が大きく変わります。

パネルの種類

パネルのメーカーや機種によって使用できる取付金具が変わるため、型番は重要な情報です。
例えばフレームがフック金具が引っかかるコの字形状になっているか、金具の設置を阻害する突起物がないかなどの確認を行います。型番によってはバードブロッカーの取り付け自体ができないこともあります。
また、SHARP製パネルであれば、パネル保証継続をご希望の場合はスライド金具は使用できません。

屋根材

湾曲した屋根材なのか、平らな屋根材なのかによっても使用できる部材の種類が変わります。
例えば湾曲した瓦の場合、軒・棟は通常瓦の山部に伸縮金具を設置しますが、隙間が狭すぎて山部に立てられない場合は谷部に伸縮金具を設置する必要があります。その場合はよりサイズの大きい伸縮金具が必要です。
また、湾曲した瓦のケラバ側は伸縮金具を立てることができないため、フック金具かスライド金具を使用する必要があります。
その他、SHARP製パネルとスレート屋根の組み合わせの場合は、化粧カバーがついた軒・棟側は特に隙間が狭く、バードブロッカーの設置自体が困難になります(ケラバ側のみフック金具で設置可能)。

架台や配管などの障害物の有無

障害物がある場合、フェンスを切り抜いて設置するだけでよいのか、取付金具が使用できるのか等の確認が必要です。
例えば、太陽光パネルフレーム側面に化粧カバーやアルミレールが付いている場合は、フレームに取り付けるフック金具やスライド金具が使用できない可能性があります。

隙間の高さ

平らな屋根であっても、隙間の高さはパネルの左端・右端で結構変わることがあります。可能であれば軒・棟・両ケラバ、各所両端の隙間高さをあらかじめmm単位で計測しておくことを強くおすすめしています
隙間高さが不明な現場の場合、どのような隙間にも対応できる部材選定が必要になるため「フェンス190+伸縮金具皿ネジ4本セット」でご注文いただくことが多くなりますが、例えば隙間高さが65mmとわかっていれば、「フェンス100+伸縮金具M(もしくは念のため皿ネジ3本セット)」で施工ができ、大幅なコストダウンにつながります。
また、そもそも隙間高さがバードブロッカーの仕様外の高さの現場の場合は、バードブロッカーの設置はできないことが明確になります。

バードブロッカーのご相談・お見積り

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