13太陽光パネルの鳥害対策 ②

解説

太陽光パネルの下に鳥が入らないようにするには、パネルの開口部外周を塞ぐ必要があります。この時に樹脂ネットを用いる場合はいくつかの点に注意が必要です。

太陽光パネルの設置場所は屋根の上ですので、紫外線と強風などで劣化し、いずれ破けてしまいます。ネットが破けるとそこからまた鳥が侵入し、鳥害が再発して再工事が必要になってしまいます

また、隙間から侵入した鳥たちの中には、ネットの破けた開口部の場所がわからなくなってしまい、外に出る事が出来ずに中で死んでしまうといった事も発生しています。そのため、一年毎の定期点検や数年毎のネット張替え工事をセットで考える必要があります。

次に紹介するのは金属フェンスを用いる方法です。

当然ですが金属フェンスは樹脂ネットとは比較にならないほど耐久性がありますので、破ける事はありませんし、数年毎のネット張替え工事も必要ありません

金属フェンスを設置する場合の注意点は、取り付け時に太陽光パネルのフレームに穴を開けたりしないことです。太陽光パネルに穴を開けたりした場合、パネルの保証がなくなる場合があります(メーカーにより規定は異なりますので、必ずご確認ください)。

また、屋根の形状や太陽光パネルの設置環境は現場ごとに様々なので、どのような現場でも取り付けできるようなものか、といったことも対策商品選択のポイントです。

ここで紹介している弊社の「バードブロッカー」は、そこに住まわれる方の安心はもちろんの事、設置作業して頂く業者様にも扱いやすい、戸建て太陽光パネル専用の鳥害対策商品として開発されています。