11鳥のフンはどこから?

解説

近年では太陽光パネルが一般住宅に多く設置されるようになり、そんな中、太陽光パネルと屋根の間の隙間から鳥や小動物が侵入する被害が増加傾向にあります。

太陽光パネルの下に隙間が無い、屋根への組み込みタイプのパネルもありますが、こういったタイプは新築時やリフォーム時にしか導入することができない為、普及率は高くありません。

最も普及している屋根の上に乗せて設置するタイプの太陽光パネルは、低コストで高い発電効率が特長で、そのコストパフォーマンスの高さから今後も主流になると思われます。

こういった屋根材の上に設置する太陽光パネルはその性質上、屋根材とパネルの間に空気の通り道を作る必要があります。そのため、屋根材から浮かせる形で「隙間」を設けて設置されているのですが、その「隙間」に鳩などの鳥が入ってトラブルを引き起こす事例が多くなってきました。

建物の周辺やカーポートの上に鳥のフンが落ちるようになってきたら、屋根の上を確認してみてください。

太陽光パネルを設置している場合は、鳩などの鳥が下の隙間から出入りしてねぐらにしている可能性があります。

できれば太陽光パネル新設時からあらかじめ鳥害対策を講じることをオススメしています。