10ワイヤー式の鳥よけ ③

解説

ワイヤー式であれば設置後も手すりが使用できるので、手すりには大変適した対策方法と言えます。弊社では、ワイヤー式の場合は2段張りをおすすめしています。1段張りに比べて鳥よけ性能が格段にアップします。

ワイヤー式は奥行きの狭い場所に適しているとお話しましたが、手すり以外だと、倉庫や駅のホーム、橋梁などのH形鋼(「クランプ支柱」を使用)などにもよく使用されています。

また、弊社ハトワイヤーでは「クランプバンド支柱」という特殊な支柱があり、これを使うと鉄骨のブレースなどの細い鉄線にも設置していただく事ができます。

ワイヤー式は基本的には奥行きの広い場所にはおすすめできませんが、まだ被害が無い場所に予防的に設置する場合であれば、ワイヤー式を検討しても良いと思います。予防で設置する場合でも、必ず鳥が飛んでくる側ギリギリにワイヤーを張るようにしてください。