6剣山式の鳥よけ ②

解説

すでに鳩被害がある場合、剣山式の針が短すぎたり設置の隙間が多すぎると、鳩は普通に止まってしまいます。

バードレスマットの場合、設置間隔は3センチ以上は開けないようにしてください。また、ハトが飛んでくる側には絶対に隙間を作らないように注意してください。

被害がひどい場所の場合、手前に隙間があると、足を掛けて針にもたれるようにして止まる事も起こりえます。 その為バードレスマット2型のベース設計は、少しせり出して設置する事で足を掛けられないようにする工夫がされています。

鳥にも個体差がありますので、隙間があっても効果がある現場もあると思います。ただそれは、全ての現場に共通する事ではありません。

弊社では、できるだけどの現場でも一定の効果がある方法をお伝えするようにしています(剣山式では対策が難しい場所には、ワイヤー式やネット、フェンスなど、現場ごとに適した方法を提案しています)。

次回はいよいよ剣山式の具体的な設置方法についてレクチャーしていきます。