8ワイヤー式の鳥よけ ①

解説

剣山式の次に定番になっている鳥よけとしてワイヤー式があります。目立たず美観を損わないので大変人気があります。

剣山式に比べると鳥よけの効果は劣りますが、奥行きの狭い場所であれば十分性能を発揮してくれます。奥行きの広い場所には、剣山の敷き詰めやネットを張るなどの対応をしましょう。

弊社の「ハトワイヤー」では、従来ワイヤー式の設置が難しいとされていたパイプ状の手すりなどに安定して設置できる支柱を開発しました(「標準ベース支柱」特許取得済)。直径32ミリ以上のパイプであれば、ガタつかず設置する事ができます。

尚、ハトワイヤーの標準ベース支柱の固定にはステンレスバンドをご利用いただいております。樹脂製の結束バンドは手軽ですがすぐ切れてしまい、支柱の落下原因になりますので、ご使用は避けてください(耐候性の黒いものでもいずれ切れます)。

ワイヤーを張る上で、支柱は2メートル以内の間隔で設置して行ってください。2メートル以上開けるとワイヤーがたわんでしまいますので、設置間隔は必ずお守りください。

支柱をあらかじめ立ててからワイヤーを張っていくのが通常の手順となります。

次回はワイヤーの張り方を解説いたします。